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コロナ禍の始まり。全世界の人々が、ある程度の自由を奪われる共通体験をした。そのとき、僕は恒常的に自由を奪われている人々のことを考えていた。日本の入管施設で収容されている外国人。あるいは「仮放免」状態にあり、移動の自由を奪われている難民申請者の人々。彼らの状況を映像にすれば、それまでよりわずかに、だが確実に人々の心に響くと思った。クルド人のアリさんを主人公に、『終わらないロックダウン』を撮影してからは、導かれるようにさまざまな元収容者たちと出会うことになった。
終わらないロックダウン
(2020, 15分, Docu Meme)
27年間日本で暮らしているトルコ出身のアリは、千葉県から埼玉県へ渡る橋を自由に行き来することが出来ない。アリはその橋を「日本人には見えない、ベルリンの壁」と名付けていた。
撮影・撮影・編集:久保田徹
祈りの再現
(2021, 12分, Docu Meme)
「オリンピックがあるから、あなたたちは出さない」 入管の職員にそう言われた長期収容者たちは様々な言語で神に祈った。 「神様、どうかオリンピックを止めてください」 2021年2月、仮放免中の3人とドキュミームはその祈りを撮影スタジオで再現した。
牛久の記憶
(2022, 7分, Docu Meme)
かつて入国管理局に収容され、暴行を受けたデニズは、妻と静かな暮らしを送っている。2021年3月、入国管理局でスリランカ人女性が亡くなった事件を耳にしたデニズのトラウマが蘇る。
撮影・撮影・編集:久保田徹
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